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ヴァンセンヌ城
パリのすぐ近くでお城を見学できる!


 フランスの歴史建築物の中で重要な位置を占めていながら、意外に日本人観光客が訪れていないのが、このヴァンセンヌ城。パリと隣接するヴァンセンヌ市にあり、メトロでバスティーユから15分で行かれてしまう近さ。天守閣やチャペルの数年に渡る改装工事を終え、見学の環境も整った現在、ぜひ訪れてみたい。



城の歴史
城の歴史は1150年頃にルイ7世が狩りの際に使った宿泊場所に遡り、その後1337年にヴァロア家のフィリップ6世が、小規模の館風であったものに、天守閣を加え、要塞化することを決めてから17世紀にかけて、歴代王の指示により、城として拡張していった。
中世から17世紀中旬にかけて、王の居住地の一つとして使われ、ここで王が生まれたり、亡くなったり、また政冶機能がヴァンセンヌに移ったこともあり、ヴァンセンヌ城はフランスの歴史の中で重要な役割を果たしてきた。しかし、1670年ルイ14世がヴェルサイユに居を移すと、王の住居としての機能は失われた。天守閣は貴族用の牢屋として使われるよう整備され、フーケ、サド、ミラボーなどが幽閉されている。フランス革命の後は、武器庫としての機能を果たしたこともあった。
第二次世界大戦時にかなり被害を受け、その後おおがかりな修復が行われた。
現在のヴァンセンヌ城は、重要な歴史的建築物という側面以外に、国防省の建物として使われている。

見所
・ 天守閣(14世紀):中世の天守閣としてはヨーロッパ一高く、建築的な価値も高い
・ サント・シャペル(1379年~16世紀中旬):西の扉は、ゴシック=フランボワイヤン様式の傑作。パリシテ島にあるサン・シャペルのモデルになった。



見学形式
天守閣もサント・シャペルも自由見学できる。城の天守閣はガイド付き見学もある。ガイド付き見学の時間は特に決まっておらず、ある程度人数が集まったら出発という形。天守閣とサント・シャペル以外は国防省の管轄なので見学できない。

展覧会
2009年5月13日に改修工事が終わったチャペルでは、ブルガリアのイコンの展覧会が8月30日まで催されている。4世紀から19世紀にかけて作られたバルカン正教のイコン80点がブルガリアの国立美術館数箇所から集められ展示されている。ブルガリアのイコンが一堂にこれだけの規模で集められたのは初めて。ヴァンセンヌ城を訪る機会に、ぜひこの展覧会も見ておきたい。

 

アクセス/開館時間/料金
行き方:1号線Chateau de Vincennes駅から徒歩1分(地下鉄の駅を出ると、すぐ目の前に城が見える)
電話番号:0148083120
開館時間:10~17時(土・日曜~17時30分)。
4~9月は10~18時(土・日曜~18時30分)
休み:1/1、5/1、11/1、11/11、12/25
料金:8€(天守閣あるいはサント・シャペルのどちらか。共通券は12€)


by Yukiyo 18/03/10




 
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