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フランスの20世紀を代表する建築家、ル。コルビジエが晩年まで住んだアパルトマン。

1900年代の前半に活躍し、キュビスムの時代の前衛アーティストにも多くの影響を与えた、スイス出身でパリで拠点を置いた、建築家でありアーティストでもある、ル・コルビジエが生涯過ごしたアパルトマン兼アトリエが、パリ16区に今もひっそりと残っています。

この建物自体が彼の手によるもので、静寂な高級住宅街にひときわモダンなファッサードが目立っています。
モダンとはいえ、こちら1931年から1934年(世界第2次大戦以前!)に建造されたというから、当時アールデコ全盛期においての、彼のスーパーモダンさがお分かりになるかと思います。

家具のデザイナーとしても名を知られ、今なお多くのファンをもつスタイリッシュなル・コルビジエの家具たちも、さりげなくアパルトマンのサロンに配置されていて「住むことのセンスのよさ」は、さすが時を風靡した建築家ならでは。

ここの最上階、2フロア分のペントハウスにモナコ出身の奥さん、イヴォンヌ(1957年没)と1965年に78年の生涯を閉じるまでの時間を過ごしました。


静かなパリ16区の住宅街。通りに面するファサードは、同じ時代に活躍した画家、モンドリアンの作品をほうふつさせる。ここの最上階が、ル・コルビジエのアパルトマン。



サロンからベランダに出ると・・・・パリでも最上級の住宅街に面する、視界を遮るもののない眺めは、都心のアパルトマンであることを一瞬忘れてしまいます。遠くに見える高層オフィス街「ラ・デファンス」。


屋上テラスと客間へ続く階段。ここでも白の壁を貴重に黒のライン、階段はグレー、2階の個室の壁は赤と視覚的に計算しつくされたインテリア。

住所 : 24. rue Nungesser et Coli 75016 Paris
私が見学したときは予約なしで水曜と土曜のみ一般公開されていました。

by K.I. 10/05/10


 
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